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理由で解く 臨床医学総論

Q0429 その他の診察

出典:鍼灸 第12回(2004) 問題64
問題
妊娠中毒症の危険因子でないのはどれか。
選択肢
1 高年齢
2 つわり
3 肥満
4 多胎
解答
正解2(つわり)
解説
✗ 1.
高年齢
✗ 正しい。高年齢(35歳以上)は妊娠高血圧症候群の危険因子の一つであり、適切である。
✓ 2. 正解
つわり
✓ 誤り。 つわり(妊娠悪阻)は前期妊娠中毒症の症状の一つであるが、後期に発症する妊娠高血圧症候群(従来の妊娠中毒症)の危険因子ではない。妊娠高血圧症候群の危険因子には高年齢、肥満、多胎妊娠、初産婦、腎疾患の既往などがある。
✗ 3.
肥満
✗ 正しい。肥満は妊娠高血圧症候群のリスクを高める重要な危険因子である。
✗ 4.
多胎
✗ 正しい。多胎(双胎・多胎妊娠)は循環血液量の増加により妊娠高血圧症候群のリスクが上昇する。
ポイント
  • 妊娠高血圧症候群の危険因子は高年齢・肥満・多胎であり、つわりは危険因子ではない
  • つわり(妊娠悪阻)は前期妊娠中毒症の症状の一つであるが、後期に発症する妊娠高血圧症候群(従来の妊娠中毒症)の危険因子ではない。
  • 妊娠高血圧症候群の危険因子には高年齢、肥満、多胎妊娠、初産婦、腎疾患の既往などがある。
  • 重要用語: 肥満、多胎であり、つわりは危険因子ではない を正確に理解しておくこと。
比較表
時期 代表的な異常 特徴
前期(妊娠前半) 妊娠悪阻(つわり) 悪心・嘔吐、体重減少
後期(妊娠後半) 妊娠高血圧症候群 高血圧、蛋白尿、浮腫
子癇 痙攣発作
解説画像
鍼灸 第12回(2004) 問題64|妊娠中毒症の危険因子でないのはどれか。 解説図
鍼灸 第12回(2004) 問題64|妊娠中毒症の危険因子でないのはどれか。
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