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理由で解く 臨床医学総論

Q0398 運動機能検査

出典:鍼灸 第25回(2017) 問題47
問題
下肢の徒手検査法はどれか。
選択肢
1 アイヒホッフテスト
2 トムゼンテスト
3 アプレイテスト
4 ライトテスト
解答
正解3(アプレイテスト)
解説
✗ 1. 誤り
アイヒホッフテスト
この検査は下肢の徒手検査法ではなく、上肢や頸椎の検査法である。
✗ 2. 誤り
トムゼンテスト
この検査は下肢の徒手検査法ではなく、上肢や頸椎の検査法である。
✓ 3. 正しい
アプレイテスト
下肢の徒手検査法にはSLRテスト(坐骨神経痛・椎間板ヘルニア)、パトリックテスト(股関節障害)、マックマレーテスト(半月板損傷)、前方引き出しテスト(前十字靱帯損傷)、トーマステスト(股関節屈曲拘縮)、トレンデレンブルグ徴候(中殿筋機能不全)がある。
✗ 4. 誤り
ライトテスト
この検査は下肢の徒手検査法ではなく、上肢や頸椎の検査法である。
ポイント
  • 下肢の徒手検査:SLR・パトリック・マックマレー・前方引き出し・トーマス。
  • この検査は下肢の徒手検査法ではなく、上肢や頸椎の検査法である。
  • 検査の適応と禁忌を理解し、臨床場面での使い分けを把握しておく
  • 重要用語: 下肢の徒手検査:SLR、パトリック、マックマレー を正確に理解しておくこと。
比較表
部位 検査法 方法の要点 対象疾患
頸椎 ジャクソンテスト 頸部を後側屈し頭部を圧迫 頸椎症・椎間板ヘルニア
スパーリングテスト 頭部を患側へ倒し圧迫 頸椎神経根症
イートンテスト 頭部を健側へ傾け患側上肢を牽引 神経根圧迫・癒着
胸郭出口 アドソンテスト 頸部後屈・患側回旋・深呼吸 斜角筋症候群
エデンテスト 上肢を後下方に引き下げる 肋鎖症候群
ライトテスト 上肢を過外転 小胸筋症候群
モーレイテスト 前斜角筋部を圧迫 胸郭出口症候群
肩 ヤーガソンテスト 肘90°屈曲で前腕回外に抵抗 上腕二頭筋長頭腱炎
腰・下肢 SLRテスト 下肢伸展挙上 腰椎椎間板ヘルニア
ボンネットテスト 股・膝90°屈曲で内旋・内転 坐骨神経痛
大腿神経伸展テスト 腹臥位で膝屈曲・股関節伸展 上位腰椎ヘルニア
股関節 トーマステスト 一側膝を胸に抱え屈曲拘縮を検出 股関節屈曲拘縮
パトリックテスト 4の字テスト(屈曲外転外旋) 変形性股関節症・仙腸関節障害
トレンデレンブルグ徴候 患側片脚起立で健側骨盤が下がる 先天性股関節脱臼・中殿筋麻痺
膝 マックマレーテスト 膝最大屈曲から伸展(回旋負荷) 半月板損傷
前方引き出しテスト 膝90°屈曲で下腿を前方へ引き出す 前十字靱帯損傷
ラックマンテスト 膝20〜30°屈曲で前方引き出し 前十字靱帯損傷
アプレイテスト 腹臥位で下腿に圧迫・牽引+回旋 半月板・側副靱帯損傷
手 ファレンテスト 手関節掌屈保持 手根管症候群
チネルサイン 手根管部を叩打 手根管症候群
腱 トンプソンテスト 腹臥位で腓腹筋を握る アキレス腱断裂
解説画像
鍼灸 第25回(2017) 問題47|下肢の徒手検査法はどれか。 解説図
鍼灸 第25回(2017) 問題47|下肢の徒手検査法はどれか。
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