学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ C. 脳神経検査 / Q0299

理由で解く 臨床医学総論

Q0299 神経系の診察

出典:あマ指 第19回(2011) 問題66
問題
アーガイル・ロバートソン徴候に含まれるのはどれか。
選択肢
1 眼瞼の下垂
2 眼球運動の障害
3 対光反射の障害
4 輻輳反射の障害
解答
正解3(対光反射の障害)
解説
✗ 1. 誤り
眼瞼の下垂
この選択肢はアーガイル・ロバートソン徴候に含まれない所見である。
✗ 2. 誤り
眼球運動の障害
この選択肢はアーガイル・ロバートソン徴候に含まれない所見である。
✓ 3. 正解
対光反射の障害
✓ 正しい。 アーガイル・ロバートソン徴候とは、対光反射が消失するにもかかわらず輻輳(調節)反射が保たれている状態をいう。瞳孔は縮瞳し不同(不ぞろい)で、対光反射が欠如する。神経梅毒(脊髄癆、進行麻痺)に特徴的な所見である。反射弓の障害が中脳の対光反射経路に限局していると考えられている。
✗ 4. 誤り
輻輳反射の障害
この選択肢はアーガイル・ロバートソン徴候に含まれない所見である。
ポイント
  • アーガイル・ロバートソン徴候:対光反射消失+輻輳反射保持、神経梅毒に特徴的。
  • アーガイル・ロバートソン徴候とは、対光反射が消失するにもかかわらず輻輳(調節)反射が保たれている状態をいう。
  • 瞳孔は縮瞳し不同(不ぞろい)で、対光反射が欠如する。
  • 重要用語: アーガイル、神経梅毒に特徴的 を正確に理解しておくこと。
比較表
自律神経反射 反射弓(求心→中枢→遠心) 陽性反応
対光反射 視神経→中脳→動眼神経 縮瞳(対側も共感性縮瞳)
輻輳反射 視神経→後頭葉→動眼神経 両眼内転+縮瞳
眼球心臓反射(アシュネル) 三叉神経→延髄→迷走神経 徐脈(10以上↓で陽性)
頸動脈洞反射 舌咽神経→延髄→迷走神経 徐脈+血圧下降
解説画像
あマ指 第19回(2011) 問題66|アーガイル・ロバートソン徴候に含まれるのはどれか。 解説図
あマ指 第19回(2011) 問題66|アーガイル・ロバートソン徴候に含まれるのはどれか。
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