学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ C. 脳神経検査 / Q0292

理由で解く 臨床医学総論

Q0292 神経系の診察

出典:あマ指 第3回(1995) 問題73
問題
症候と障害されている神経との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 眼瞼下垂 ― 動眼神経
2 味覚障害 ― 滑車神経
3 ベル麻痺 ― 顔面神経
4 嚥下障害 ― 舌下神経
解答
正解2(味覚障害 - 滑車神経)
解説
✗ 1.
眼瞼下垂 ― 動眼神経
✗ 正しい。この選択肢の脳神経と症状の組合せは正しい対応関係にある。
✓ 2. 正解
味覚障害 ― 滑車神経
✓ 誤り。 脳神経は12対あり、それぞれ特有の機能を有する。各脳神経が障害されたときに出現する症状を正しく理解することが重要である。動眼神経(III)障害では眼瞼下垂・散瞳、顔面神経(VII)障害では顔面筋麻痺、舌下神経(XII)障害では舌の偏位など、各脳神経の機能と障害症状の対応を把握する。
✗ 3.
ベル麻痺 ― 顔面神経
✗ 正しい。この選択肢の脳神経と症状の組合せは正しい対応関係にある。
✗ 4.
嚥下障害 ― 舌下神経
✗ 正しい。この選択肢の脳神経と症状の組合せは正しい対応関係にある。
ポイント
  • 12脳神経の機能と障害症状の対応関係を正確に暗記する。
  • 脳神経は12対あり、それぞれ特有の機能を有する。
  • 各脳神経が障害されたときに出現する症状を正しく理解することが重要である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
番号 脳神経名 種類 主な機能
I 嗅神経 感覚 嗅覚
II 視神経 感覚 視覚
III 動眼神経 運動 眼球運動(上直筋・下直筋・内直筋・下斜筋)・眼瞼挙上・縮瞳
IV 滑車神経 運動 眼球運動(上斜筋)
V 三叉神経 混合 顔面の感覚・咀嚼筋の運動
VI 外転神経 運動 眼球運動(外直筋)
VII 顔面神経 混合 表情筋の運動・舌前2/3の味覚・涙腺・唾液腺分泌
VIII 内耳神経 感覚 聴覚(蝸牛神経)・平衡覚(前庭神経)
IX 舌咽神経 混合 咽頭の感覚・舌後1/3の味覚・唾液腺分泌
X 迷走神経 混合 咽頭・喉頭の運動・内臓の副交感神経支配
XI 副神経 運動 僧帽筋・胸鎖乳突筋
XII 舌下神経 運動 舌筋の運動
解説画像
あマ指 第3回(1995) 問題73|症候と障害されている神経との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
あマ指 第3回(1995) 問題73|症候と障害されている神経との組合せで誤っているのはどれか。
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