学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ J. 背部 / Q0221

理由で解く 臨床医学総論

Q0221 局所の診察

出典:鍼灸 第16回(2008) 問題55
問題
肋骨脊柱角に叩打痛がみられるのはどれか。
選択肢
1 慢性膵炎
2 腎盂腎炎
3 慢性胃炎
4 急性肝炎
解答
正解2(腎盂腎炎)
解説
✗ 1. 誤り
慢性膵炎
慢性膵炎は上腹部〜背部痛が主症状であり、CVA叩打痛は特徴的ではない。
✓ 2. 正解
腎盂腎炎
✓ 正しい。 腎盂腎炎では腎臓の炎症により肋骨脊柱角(CVA)に叩打痛がみられる。腎臓は後腹膜の第12肋骨下端付近に位置するため、背部の肋骨脊柱角を叩打すると疼痛が誘発される。慢性膵炎、慢性胃炎、急性肝炎では肋骨脊柱角の叩打痛は特徴的ではない。
✗ 3. 誤り
慢性胃炎
慢性胃炎は心窩部痛が主で、CVA叩打痛はみられない。
✗ 4. 誤り
急性肝炎
急性肝炎は右季肋部の圧痛が特徴であり、CVA叩打痛は特徴的ではない。
ポイント
  • 肋骨脊柱角(CVA)叩打痛は腎盂腎炎に特徴的な所見である。
  • 腎盂腎炎では腎臓の炎症により肋骨脊柱角(CVA)に叩打痛がみられる。
  • 腎臓は後腹膜の第12肋骨下端付近に位置するため、背部の肋骨脊柱角を叩打すると疼痛が誘発される。
  • 重要用語: 肋骨脊柱角、CVA を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第16回(2008) 問題55|肋骨脊柱角に叩打痛がみられるのはどれか。 解説図
鍼灸 第16回(2008) 問題55|肋骨脊柱角に叩打痛がみられるのはどれか。
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