学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ G. 肺・胸膜(呼吸音) / Q0172

理由で解く 臨床医学総論

Q0172 局所の診察

出典:あマ指 第25回(2017) 問題48
問題
呼吸音が減弱するのはどれか。
選択肢
1 早期肺癌
2 気管支炎
3 緊張性気胸
4 気管支喘息
解答
正解3(緊張性気胸)
解説
✗ 1. 誤り
早期肺癌
早期肺癌は症状が乏しく、呼吸音の減弱は通常みられない。
✗ 2. 誤り
気管支炎
気管支炎は気管支の炎症で副雑音は出るが、呼吸音自体の減弱は主所見ではない。
✓ 3. 正解
緊張性気胸
✓ 正しい。 緊張性気胸では胸腔内に空気が持続的に貯留し肺が高度に虚脱するため、呼吸音が著明に減弱する。縦隔偏位や循環障害をきたす緊急事態である。早期肺癌は無症状のことが多く、気管支喘息はwheezing が主、気管支炎は副雑音が主で呼吸音減弱は特徴的でない。
✗ 4. 誤り
気管支喘息
気管支喘息ではwheezing が主で、呼吸音の著明な減弱は通常みられない。
ポイント
  • 緊張性気胸は高度の肺虚脱で呼吸音が著明に減弱し、緊急対応が必要。
  • 緊張性気胸では胸腔内に空気が持続的に貯留し肺が高度に虚脱するため、呼吸音が著明に減弱する。
  • 縦隔偏位や循環障害をきたす緊急事態である。
  • 重要用語: 緊急対応が必要 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第25回(2017) 問題48|呼吸音が減弱するのはどれか。 解説図
あマ指 第25回(2017) 問題48|呼吸音が減弱するのはどれか。
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