学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ G. 肺・胸膜(呼吸音) / Q0171

理由で解く 臨床医学総論

Q0171 局所の診察

出典:あマ指 第23回(2015) 問題54
問題
呼吸音の減弱がみられるのはどれか。
選択肢
1 肺結核
2 気 胸
3 気管支喘息
4 気管支肺炎
解答
正解2(気 胸)
解説
✗ 1. 誤り
肺結核
肺結核は活動期に浸潤部で呼吸音の変化がみられるが減弱が主所見ではない。
✓ 2. 正解
気 胸
✓ 正しい。 気胸では胸腔内に空気が入り肺が虚脱するため、患側で呼吸音が著明に減弱する。肺結核は活動期には呼吸音が変化するが減弱が主ではない。気管支喘息ではwheezing が聴取されるが呼吸音は保たれる。気管支肺炎では水泡音が出現し呼吸音は増強方向。
✗ 3. 誤り
気管支喘息
気管支喘息ではwheezing(笛声音)が聴取されるが呼吸音自体の減弱は主ではない。
✗ 4. 誤り
気管支肺炎
気管支肺炎は肺実質の炎症で水泡音が出現し、呼吸音はむしろ増強方向。
ポイント
  • 気胸は肺虚脱により患側で呼吸音が著明に減弱する。
  • 気胸では胸腔内に空気が入り肺が虚脱するため、患側で呼吸音が著明に減弱する。
  • 肺結核は活動期には呼吸音が変化するが減弱が主ではない。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
病態 呼吸音 声音振盪 打診音
気胸 減弱 減弱 鼓音(過共鳴音)
胸水貯留 減弱 減弱 濁音
肺気腫 減弱 減弱 過共鳴音
無気肺 減弱 減弱 濁音
肺炎(浸潤) 増強 増強 濁音
気管支喘息 wheezing(両側性) 正常 正常~過共鳴音
解説画像
あマ指 第23回(2015) 問題54|呼吸音の減弱がみられるのはどれか。 解説図
あマ指 第23回(2015) 問題54|呼吸音の減弱がみられるのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手