学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ D. 姿勢・体位・歩行 / Q0115

理由で解く 臨床医学総論

Q0115 全身の診察

出典:鍼灸 第9回(2001) 問題61
問題
誤っている組合せはどれか。
選択肢
1 脊柱側弯 ― 坐骨神経痛
2 亀背 ― くる病
3 前傾位 ― パーキンソン病
4 腰椎後弯 ― 進行性筋ジストロフィー症
解答
正解4(腰椎後弯 - 進行性筋ジストロフィー症)
解説
✗ 1.
脊柱側弯 ― 坐骨神経痛
✗ 正しい。脊柱側弯は坐骨神経痛で疼痛を緩和するためにとる姿勢であり、正しい。
✗ 2.
亀背 ― くる病
✗ 正しい。亀背(後彎)はくる病でみられ、正しい組合せ。
✗ 3.
前傾位 ― パーキンソン病
✗ 正しい。前傾位はパーキンソン病の特徴的な姿勢であり、正しい。
✓ 4. 正解
腰椎後弯 ― 進行性筋ジストロフィー症
✓ 誤り。 進行性筋ジストロフィーでは下肢帯筋力低下により腰椎前彎姿勢をとる。腰椎後弯ではなく前彎が特徴である。脊柱側弯は坐骨神経痛で疼痛回避のためにみられ、亀背はくる病、前傾位はパーキンソン病でそれぞれ正しい組合せである。
ポイント
  • 進行性筋ジストロフィーは腰椎前彎姿勢であり、後弯は誤りである。
  • 進行性筋ジストロフィーでは下肢帯筋力低下により腰椎前彎姿勢をとる。
  • 腰椎後弯ではなく前彎が特徴である。
  • 重要用語: 後弯は誤りである、誤っている組合せはどれか を正確に理解しておくこと。
比較表
姿勢・体位 特徴 関連疾患
マン・ウェルニッケ肢位 上肢屈曲内転、下肢伸展 脳血管障害(片麻痺)
前かがみ姿勢 頭前屈、上肢肘屈曲 パーキンソン病
除脳硬直 四肢伸展・内旋、弓そり 中脳・橋上部障害(予後不良)
除皮質硬直 上肢屈曲、下肢伸展 内包・大脳基底核障害
後弓反張 体全体が弓状に背屈 髄膜炎、破傷風
エビ姿勢 股・膝屈曲、前屈み 急性膵炎(強い腹痛)
起座位 床上に座る 重症心疾患、肺疾患
解説画像
鍼灸 第9回(2001) 問題61|誤っている組合せはどれか。 解説図
鍼灸 第9回(2001) 問題61|誤っている組合せはどれか。
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