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理由で解く 臨床医学総論

Q0010 診察の方法

出典:鍼灸 第19回(2011) 問題53
問題
視診と観察部位との組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 カーテン徴候 ― 口蓋垂
2 偽膜形成 ― 頬粘膜
3 コプリック斑 ― 咽頭
4 アフタ ― 扁桃
解答
正解1(カーテン徴候 ― 口蓋垂)
解説
✓ 1. 正解
カーテン徴候 ― 口蓋垂
✓ 正しい。 カーテン徴候は口蓋垂の偏位を観察する所見であり、迷走神経(第X脳神経)麻痺の際に口蓋垂が健側に偏位する。患者に「アー」と発声させると、患側の軟口蓋が挙上せず、口蓋垂が健側に引かれてカーテンのように偏位する所見である。
✗ 2. 誤り
偽膜形成 ― 頬粘膜
偽膜形成はジフテリアなどで咽頭にみられる所見であり、頬粘膜ではない。
✗ 3. 誤り
コプリック斑 ― 咽頭
コプリック斑は麻疹の前駆期に頬粘膜(口腔粘膜)にみられる白色小斑点であり、咽頭ではない。
✗ 4. 誤り
アフタ ― 扁桃
アフタは口腔粘膜の浅い潰瘍であり、扁桃ではなく頬粘膜・口唇・舌などにみられる。
ポイント
  • カーテン徴候は口蓋垂で観察する迷走神経麻痺の所見
  • カーテン徴候は口蓋垂の偏位を観察する所見であり、迷走神経(第X脳神経)麻痺の際に口蓋垂が健側に偏位する。
  • 患者に「アー」と発声させると、患側の軟口蓋が挙上せず、口蓋垂が健側に引かれてカーテンのように偏位する所見である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
視診所見 正しい観察部位 関連疾患・臨床的意義
カーテン徴候 口蓋垂 迷走神経麻痺(口蓋垂が健側に偏位)
コプリック斑 頬粘膜(口腔粘膜) 麻疹の前駆期に出現する白色小斑点
偽膜形成 咽頭 ジフテリアで咽頭に灰白色の偽膜
アフタ 頬粘膜・口唇・舌 口腔粘膜の浅い潰瘍性病変
解説画像
鍼灸 第19回(2011) 問題53|視診と観察部位との組合せで正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第19回(2011) 問題53|視診と観察部位との組合せで正しいのはどれか。
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