学習トップ理由で解く 臨床医学総論第2章 ▸ A. 医療面接(問診) / Q0003

理由で解く 臨床医学総論

Q0003 診察の方法

出典:あマ指 第12回(2004) 問題65
問題
問診で誤っている記述はどれか。
選択肢
1 問診は主訴から始める。
2 問診内容については守秘義務がある。
3 家族歴は現病歴に含める。
4 輸血歴は既往歴に含める。
解答
正解3(家族歴は現病歴に含める。)
解説
✗ 1.
問診は主訴から始める。
✗ 正しい。問診では通常、まず主訴を確認してから現病歴などの聴取に移るため、主訴から始めるのは正しい。
✗ 2.
問診内容については守秘義務がある。
✗ 正しい。問診内容には患者のプライバシーにかかわる情報が含まれるため、守秘義務があるのは正しい。
✓ 3. 正解
家族歴は現病歴に含める。
✓ 誤り。 家族歴と現病歴は別の項目であり、家族歴を現病歴に含めるのは誤りである。医療面接で確認する事項は、主訴・現病歴・既往歴・家族歴・社会歴などに分けて整理される。家族歴では血縁者の健康状態や罹患した疾患を確認し、現病歴では患者自身の症状の発症から現在までの経過を記録する。輸血歴は既往歴に含まれる。
✗ 4.
輸血歴は既往歴に含める。
✗ 正しい。輸血歴は過去に受けた医療行為であり、既往歴に含めるのは正しい。
ポイント
  • 医療面接の各項目(主訴・現病歴・既往歴・家族歴・社会歴)の区別
  • 家族歴と現病歴は別の項目であり、家族歴を現病歴に含めるのは誤りである。
  • 医療面接で確認する事項は、主訴・現病歴・既往歴・家族歴・社会歴などに分けて整理される。
  • 重要用語: 医療面接の各項目、主訴、現病歴 を正確に理解しておくこと。
比較表
医療面接の項目 内容 具体例
主訴 受診の直接の動機となる最も主要な訴え 「腰が痛い」「手足のしびれ」
現病歴 症状の発症から現在までの経過 発病日時、症状の推移、治療歴
既往歴 出生から現在までの疾患・手術・外傷歴 輸血歴、予防接種、アレルギー
家族歴 血縁者の健康状態・罹患疾患・死因 父:高血圧、母:糖尿病
社会歴 生活環境・職業・生活習慣 居住地、職種、嗜好品
解説画像
あマ指 第12回(2004) 問題65|問診で誤っている記述はどれか。 解説図
あマ指 第12回(2004) 問題65|問診で誤っている記述はどれか。
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