学習トップ理由で解く 臨床医学各論第5章 ▸ B. 腎不全 / Q0408

理由で解く 臨床医学各論

Q0408 腎・泌尿器疾患

出典:あマ指 第14回(2006) 問題81
問題
慢性腎不全の原因として最も多いのはどれか。
選択肢
1 糖尿病
2 腎硬化症
3 嚢胞腎
4 痛風
解答
正解1(糖尿病)
解説
✓ 1. 正しい
糖尿病
糖尿病(糖尿病性腎症)は現在、慢性腎不全の原因として最も多い疾患である。慢性腎不全の原因疾患として慢性糸球体腎炎、糖尿病、腎硬化症、嚢胞腎、慢性腎盂腎炎の順に頻度が高いとされているが、近年は糖尿病性腎症が透析導入原因の第1位を占めており、最も多い原因となっている。
✗ 2. 誤り
腎硬化症
腎硬化症は高血圧による腎細動脈の動脈硬化から生じる腎障害で、慢性腎不全の原因として重要であるが、糖尿病に次いで多い。高齢化に伴い増加傾向にある。
✗ 3. 誤り
嚢胞腎
嚢胞腎(多発性嚢胞腎)は腎に多数の嚢胞が形成される遺伝性疾患で、慢性腎不全の原因となるが、糖尿病と比較すると頻度は低い。数十年の経過で腎不全に至る。
✗ 4. 誤り
痛風
痛風腎は尿酸の沈着による腎障害であるが、慢性腎不全の原因としての頻度は他の疾患と比較して低い。
ポイント
  • 慢性腎不全の原因として糖尿病(糖尿病性腎症)が最多であり、透析導入原因としても第1位である。
  • 慢性腎不全の原因疾患の頻度順を覚える:糖尿病性腎症 > 慢性糸球体腎炎 > 腎硬化症 > 嚢胞腎 > 慢性腎盂腎炎。
  • 重要用語: 糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症、嚢胞腎、透析導入 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第14回(2006) 問題81|慢性腎不全の原因として最も多いのはどれか。 解説図
あマ指 第14回(2006) 問題81|慢性腎不全の原因として最も多いのはどれか。
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