学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ B. 細菌感染症 / Q0032

理由で解く 臨床医学各論

Q0032 感染症

出典:あマ指 第27回(2019) 問題77
問題
ワクチンで予防可能な感染症はどれか。
選択肢
1 猩紅熱
2 マイコプラズマ肺炎
3 麻疹
4 梅毒
解答
正解3(麻疹)
解説
✗ 1. 誤り
猩紅熱
猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による細菌感染症であり、有効なワクチンは実用化されていない。治療にはペニシリン系またはセフェム系抗菌薬が用いられる。
✗ 2. 誤り
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ・ニューモニエによる感染症であり、有効なワクチンは開発されていない。治療にはマクロライド系抗菌薬が用いられる。
✓ 3. 正しい
麻疹
麻疹(はしか)は麻疹ウイルスによる感染症であり、弱毒生ワクチンによる予防が有効である。現在ではMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)として定期接種されている。麻疹は合併症として肺炎、中耳炎、脳炎を約10%に起こしうるため、ワクチンによる予防が極めて重要である。
✗ 4. 誤り
梅毒
梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症であり、有効なワクチンは開発されていない。治療にはペニシリン系抗菌薬を投与する。
ポイント
  • ワクチンで予防可能な感染症を整理しておくこと。麻疹・風疹(MRワクチン)、水痘、流行性耳下腺炎、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、BCG(結核)、インフルエンザ、B型肝炎などにはワクチンがある。
  • 猩紅熱・マイコプラズマ肺炎・梅毒にはワクチンがなく、抗菌薬による治療が基本となる。
  • 重要用語: MRワクチン, 弱毒生ワクチン, DPTワクチン, 定期接種 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第27回(2019) 問題77|ワクチンで予防可能な感染症はどれか。 解説図
あマ指 第27回(2019) 問題77|ワクチンで予防可能な感染症はどれか。
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