学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ B. 細菌感染症 / Q0031

理由で解く 臨床医学各論

Q0031 感染症

出典:あマ指 第24回(2016) 問題66
問題
感染症で正しいのはどれか。
選択肢
1 猩紅熱はウィルス感染症である。
2 マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する。
3 ブドウ球菌感染症には耐性菌はない。
4 細菌性赤痢の潜伏期は約 2 週間である。
解答
正解2(マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する。)
解説
✗ 1. 誤り
猩紅熱はウィルス感染症である。
猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による細菌感染症であり、ウイルス感染症ではない。特徴的症状はイチゴ舌と全身の紅斑である。
✓ 2. 正しい
マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する。
マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ・ニューモニエによる感染症で、5〜35歳の若年者に好発する異型肺炎である。乾性咳嗽(痰を伴わない咳)が長期間持続するのが特徴であり、聴診所見や胸部X線所見は比較的軽いことが多い。マクロライド系抗菌薬が治療に用いられる。
✗ 3. 誤り
ブドウ球菌感染症には耐性菌はない。
ブドウ球菌にはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)をはじめとする多くの耐性菌が存在する。
✗ 4. 誤り
細菌性赤痢の潜伏期は約 2 週間である。
細菌性赤痢の潜伏期は1〜4日と短い。2週間ではない。
ポイント
  • マイコプラズマ肺炎は若年者に好発し、乾性咳嗽が特徴的な異型肺炎であることを覚えること。治療にはマクロライド系抗菌薬が用いられる(百日咳の治療も同じくマクロライド系)。
  • 猩紅熱はウイルス感染症ではなく細菌感染症であることに注意。名称から「ウイルス」と誤解しやすい。
  • 重要用語: マイコプラズマ肺炎, 異型肺炎, 乾性咳嗽, MRSA を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第24回(2016) 問題66|感染症で正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第24回(2016) 問題66|感染症で正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学各論
App Store入手