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理由で解く 理学療法士
移行部(頸胸・胸腰・腰仙移行部)は力学的負荷が集中し不安定になりやすい。仙骨下部(S2以下)は荷重が体幹軸から外れ相対的に安定。
脊椎転移では病的骨折や脊髄圧迫のリスクを、部位の力学的特性から評価する。可動域が急変する移行部(頸胸移行部C7〜T2、胸腰移行部T11〜L1、腰仙移行部L5〜S1)は応力が集中し、腫瘍による骨破壊が生じると不安定性・脊髄圧迫を来しやすい。L2・L3も荷重を受ける可動椎で不安定になり得る。これに対しS2〜S5は仙骨の下部で骨盤内に固定され、体幹の荷重伝達軸から外れて可動性も乏しいため、腫瘍が生じても脊柱としての力学的安定性は相対的に高く保たれる。したがって最も安定性が高いのはS2〜S5である。
| 部位 | 特徴 | 安定性 |
|---|---|---|
| 頸胸移行部(C7〜T2) | 可動性が急変・応力集中 | 低い |
| 胸腰移行部(T11〜L1) | 病的骨折の好発部位 | 低い |
| 腰仙移行部(L5〜S1) | 荷重負荷大 | 低い |
| 仙骨下部(S2〜S5) | 骨盤に固定・荷重軸外 | 高い |
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