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理由で解く 理学療法士

QP61P057 解剖学

出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問57
問題
尿路で正しいのはどれか。
選択肢
1 男性の尿道は前立腺を貫く。
2 内尿道口は膀胱尖部に開く。
3 内尿道括約筋は横紋筋である。
4 尿管口は膀胱底部に開口する。
5 膀胱の粘膜は線毛上皮である。
解答
正解1(男性の尿道は前立腺を貫く。)、4(尿管口は膀胱底部に開口する。)
解説

男性尿道は前立腺内を貫き(前立腺部尿道)、左右の尿管口は膀胱底部の膀胱三角に開口する。

男性の尿道は膀胱を出た直後に前立腺を貫通する前立腺部尿道となり、以降膜性部・海綿体部と続く。膀胱底部(後下壁)には左右の尿管口と内尿道口を頂点とする膀胱三角があり、尿管口はこの膀胱底部に開口する。内尿道口は膀胱尖部ではなく膀胱頸部(膀胱底の最下点)に位置する。内尿道括約筋は平滑筋(不随意)で、随意的な外尿道括約筋(横紋筋)と区別する。膀胱粘膜は伸展に適した移行上皮(尿路上皮)であり線毛上皮ではない。

✓ 1. 正しい
男性の尿道は前立腺を貫く。
前立腺部尿道として前立腺内を貫通し正しい
✗ 2. 誤り
内尿道口は膀胱尖部に開く。
内尿道口は膀胱頸部にあり、膀胱尖部ではないため誤り
✗ 3. 誤り
内尿道括約筋は横紋筋である。
内尿道括約筋は平滑筋(不随意)であり誤り
✓ 4. 正しい
尿管口は膀胱底部に開口する。
膀胱三角のある膀胱底部に開口し正しい
✗ 5. 誤り
膀胱の粘膜は線毛上皮である。
膀胱粘膜は移行上皮(尿路上皮)であり誤り
ポイント
  • 男性尿道は前立腺を貫く(前立腺部尿道)
  • 膀胱三角=尿管口2つ+内尿道口
  • 内尿道括約筋=平滑筋、外尿道括約筋=横紋筋
  • 膀胱粘膜=移行上皮
比較表
尿道括約筋の比較
括約筋筋の種類随意性
内尿道括約筋平滑筋不随意
外尿道括約筋横紋筋随意
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