学習トップ理由で解く 理学療法士第4章 ▸ 一般 / QP61A089

理由で解く 理学療法士

QP61A089 臨床医学大要

出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問89
問題
成人男性に好発するのはどれか。
選択肢
1 Ferinberg病
2 Kienböck病
3 Osgood‐Schlatter病
4 Perthes病
5 Sever病
解答
正解2(Kienböck病)
解説

Kienböck病(月状骨軟化症)は手をよく使う青壮年男性に好発する。他は小児・思春期に好発する骨端症。

Kienböck病は手根骨の月状骨に生じる無腐性壊死(月状骨軟化症)で、手を酷使する20〜40歳代の男性(大工など)に好発し、手関節痛と可動域制限をきたす。一方、Ferinberg病(第2中足骨頭壊死、思春期女子に多い)、Osgood‐Schlatter病(脛骨粗面骨端症、10代前半のスポーツ少年)、Perthes病(大腿骨頭壊死、5〜7歳男児)、Sever病(踵骨骨端症、8〜12歳)はいずれも小児・思春期に好発する骨端症・骨壊死である。したがって成人男性に好発するのはKienböck病。

✗ 1. 誤り
Ferinberg病
第2中足骨頭の壊死。思春期女子に好発
✓ 2. 正しい
Kienböck病
月状骨軟化症。手を酷使する青壮年男性に好発
✗ 3. 誤り
Osgood‐Schlatter病
脛骨粗面の骨端症。10代前半のスポーツ少年
✗ 4. 誤り
Perthes病
大腿骨頭壊死。5〜7歳の男児
✗ 5. 誤り
Sever病
踵骨骨端症。8〜12歳の小児
ポイント
  • Kienböck病=月状骨壊死・青壮年男性・手の酷使
  • 他は小児/思春期の骨端症・骨壊死
比較表
主な骨壊死・骨端症の好発
疾患部位好発
Kienböck病月状骨青壮年男性
Freiberg病第2中足骨頭思春期女子
Osgood‐Schlatter病脛骨粗面10代前半の男子
Perthes病大腿骨頭5〜7歳男児
Sever病踵骨8〜12歳
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