学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP61A001
理由で解く 理学療法士

左股関節屈曲時に反対側(右)の股関節が屈曲位に浮き上がるのは、Thomasテスト陽性所見であり右腸腰筋(股関節屈筋)の短縮を示す。
背臥位で一側股関節を屈曲させると、骨盤が後傾して腰椎前彎が是正される。このとき反対側の下肢が床から浮き上がって股関節屈曲位となる場合、その反対側の股関節に屈曲拘縮(腸腰筋の短縮)が存在することを意味する(Thomasテストの原理)。本問では左股関節を屈曲させた際に右下肢が浮き上がっているため、右腸腰筋の短縮が疑われる。疼痛がないのに可動域が得られない=軟部組織性の制限であり、対側筋の短縮が代償を生んでいると解釈する。
| 運動 | 参考可動域 | 基本軸 | 移動軸 |
|---|---|---|---|
| 屈曲 | 125度 | 体幹と平行な線 | 大腿骨(大転子と外側顆を結ぶ線) |
| 伸展 | 15度 | 体幹と平行な線 | 大腿骨 |
| 外転 | 45度 | 両側の上前腸骨棘を結ぶ線への垂直線 | 大腿中央線 |
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