学習トップ理由で解く 理学療法士第12章 ▸ 実地 / QP60P004

理由で解く 理学療法士

QP60P004 理学療法治療学

出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問4
問題
70歳の女性。急性心筋梗塞で入院した。身長160cm。体重70kg。安静時心拍数70/分。安静時血圧130/70mmHg。心臓超音波検査にて低左心機能(LVEF<40%)が指摘されている。Karvonen法(k=0.5)を用いて計算した全身持久力運動の目標心拍数で正しいのはどれか。
選択肢
1 90/分
2 100/分
3 110/分
4 120/分
5 130/分
解答
正解3(110/分)
解説

Karvonen法:目標心拍数=(最大心拍数−安静時心拍数)×k+安静時心拍数。最大心拍数は220−年齢で推定する。

Karvonen法は予備心拍数(最大心拍数−安静時心拍数)に運動強度係数kを乗じ、安静時心拍数を加えて目標心拍数を求める。推定最大心拍数=220−年齢=220−70=150/分。予備心拍数=150−70=80/分。目標心拍数=80×0.5+70=40+70=110/分。低左心機能例ではk=0.4〜0.5程度の低め設定が安全で、本問のk=0.5はこれに沿う。

✗ 1. 誤り
90/分
70+0.5×80=110/分に届かない。k=0.25で計算した場合に出る値
✗ 2. 誤り
100/分
予備心拍数(150−70=80)を誤って小さく見積もると出る値で、計算値110/分と一致しない
✓ 3. 正しい
110/分
最大心拍数=220−70=150/分、目標心拍数=(150−70)×0.5+70=110/分で正しい
✗ 4. 誤り
120/分
計算値110/分を上回る。最大心拍数や係数を過大に取った場合の値
✗ 5. 誤り
130/分
計算値110/分より大きく、低左心機能例の運動強度としても過大
ポイント
  • 推定最大心拍数=220−年齢
  • 目標心拍数=(最大−安静)×k+安静
  • 低心機能ではkを低め(0.4〜0.5)に設定
比較表
Karvonen法の計算手順
項目
推定最大心拍数(220−年齢)220−70=150/分
予備心拍数(最大−安静)150−70=80/分
目標心拍数((予備)×0.5+安静)80×0.5+70=110/分
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手