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理由で解く 理学療法士

QP59P050 理学療法評価学

出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問50
問題
ADL評価で正しいのはどれか。
選択肢
1 Barthel indexで自立の得点は7点である。
2 Barthel indexは食事の支度の項目を含む。
3 FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。
4 FIMはできるADLを評価する。
5 WeeFIMは小児のADLを評価する。
解答
正解5(WeeFIMは小児のADLを評価する。)
解説

WeeFIMは小児(6か月〜7歳程度)のADLを評価するFIMの小児版。BIは0/5/10/15点、FIMは「しているADL」を7段階で評価する。

ADL評価尺度の特徴を問う問題。WeeFIMはFIMの小児版で、乳幼児から学童のADL(および認知)を評価する尺度であり選択肢5が正しい。Barthel Index(BI)は10項目を0・5・10・15点で採点し満点100点で、各項目の自立点は項目により10点または15点(7点はない)。またBIは基本的ADLの尺度で食事の「支度」のような手段的ADL(IADL)は含まない。FIMは実際に日常「しているADL」を7段階で評価し、時間がかかったり補助具を要する場合は6点の修正自立となり、安全かつ時間内に自立している場合のみ7点の完全自立となる。

✗ 1. 誤り
Barthel indexで自立の得点は7点である。
Barthel indexで自立の得点は7点である:BIの配点は0・5・10・15点で、自立点は項目により10点または15点。7点は存在しない
✗ 2. 誤り
Barthel indexは食事の支度の項目を含む。
Barthel indexは食事の支度の項目を含む:BIは基本的ADLの評価で、食事の支度(調理)はIADLであり含まない
✗ 3. 誤り
FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。
FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である:時間を要する・補助具使用は6点の修正自立。完全自立(7点)は安全かつ時間内で自立の場合
✗ 4. 誤り
FIMはできるADLを評価する。
FIMは実際に「しているADL」を評価する。「できるADL」の評価はFIMの原則ではない
✓ 5. 正しい
WeeFIMは小児のADLを評価する。
WeeFIMはFIMの小児版で乳幼児〜学童のADL・認知を評価する
ポイント
  • WeeFIM=小児版FIM
  • Barthel Index:0/5/10/15点、満点100点、基本的ADL(IADL含まず)
  • FIMは「しているADL」を7段階評価、修正自立6点/完全自立7点
比較表
Barthel Index と FIM の比較
項目Barthel IndexFIM
配点0・5・10・15点(満点100)1〜7点×18項目(満点126)
評価対象基本的ADL運動13+認知5項目
評価の視点できるADL寄りしているADL
完全自立の条件各項目満点安全・時間内で自立(7点)
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