学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第4章 ▸ 一般 / QP58A096
理由で解く 理学療法士
アルコール幻覚症は意識清明のまま幻聴を主体とする病態であり、「幻視を主とする」が誤り。幻視を主とするのは離脱期の振戦せん妄である。
アルコール依存症は、反復飲酒による耐性の増大(同じ効果に多量を要する)と離脱症状を特徴とし、遺伝的素因(家族集積性)が関与する。断酒に成功しても少量の再飲酒で急速に依存状態へ戻りやすく(コントロール障害)、再発が多い。依存性パーソナリティ障害をはじめとするパーソナリティ障害も発症リスクを高める要因とされる。合併する精神病像のうちアルコール幻覚症は意識清明下で幻聴を主体とする点が特徴的であり、幻視を主とするのは離脱期の振戦せん妄である。したがって「幻視を主とする」とした選択肢4が誤り。
| 病態 | 意識 | 主な幻覚 |
|---|---|---|
| アルコール幻覚症 | 清明 | 幻聴 |
| 振戦せん妄(離脱) | 混濁 | 幻視・小動物幻視 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。