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理由で解く 理学療法士

呼吸性アシドーシスは「pH低下」と「PCO2上昇」が同時にそろう組合せ。pH 7.25・PCO2 55mmHgの3が該当する。
動脈血ガスの3項目から酸塩基平衡の病態を読み取る問題である。手順は、まずpHで酸血症(7.35未満)かアルカリ血症(7.45超)かを決め、次にその原因がPCO2(呼吸性)かHCO3⁻(代謝性)かを決める、の2段階である。呼吸性アシドーシスはCO2が貯留してpHが酸性に傾く病態なので、pH低下かつPCO2上昇(45mmHg超)を同時に満たす組合せを探す。pHが低いのは1のpH 7.30と3のpH 7.25の2つである。1はPCO2 25mmHgと低く、HCO3⁻も15mEq/Lと低いので、HCO3⁻の低下が主体の代謝性アシドーシス(PCO2低下は呼吸性代償)である。3はPCO2が55mmHgと上昇しており、pH 7.25の酸血症をCO2貯留で説明できるため呼吸性アシドーシスにあたる。3のHCO3⁻ 30mEq/Lという高値は、持続するCO2貯留に対して腎が重炭酸を保持する代謝性代償を示す。残る4はpH 7.35・PCO2 40mmHgとほぼ正常でCO2貯留がなく、5はpH 7.45・HCO3⁻ 35mEq/Lとアルカリ側であり、いずれも呼吸性アシドーシスではない。
| 病態 | pH | PaCO2 | HCO3− |
|---|---|---|---|
| 呼吸性アシドーシス | 低下 | 上昇(一次) | 上昇(代償) |
| 呼吸性アルカローシス | 上昇 | 低下(一次) | 低下(代償) |
| 代謝性アシドーシス | 低下 | 低下(代償) | 低下(一次) |
| 代謝性アルカローシス | 上昇 | 上昇(代償) | 上昇(一次) |
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