学習トップ理由で解く 理学療法士第1章 ▸ 一般 / QP57P057

理由で解く 理学療法士

QP57P057 解剖学

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問57
問題
腎臓について正しいのはどれか。
選択肢
1 腎錐体は皮質にある。
2 一側の重さは約300 g である。
3 エリスロポエチンを分泌する。
4 左腎は右腎より約1.5 cm 下位にある。
5 安静時の腎血流は心臓から拍出される血液の約5 % である。
解答
正解3(エリスロポエチンを分泌する。)
解説

腎臓は傍尿細管間質細胞からエリスロポエチンを分泌し赤血球産生を促す。腎錐体は髄質、腎重量は約120〜150g、腎血流は心拍出量の約20〜25%。

腎臓は尿生成のほか内分泌臓器としても働き、傍尿細管間質細胞が低酸素に応じてエリスロポエチンを分泌し、骨髄での赤血球産生を刺激する。慢性腎臓病では分泌低下により腎性貧血をきたす。構造では腎実質が外側の皮質と内側の髄質(腎錐体)に分かれ、腎錐体は髄質にある。腎重量は片側約120〜150g、右腎は肝臓に押されて左腎より低位にある。安静時の腎血流は心拍出量の約20〜25%と豊富である。

✗ 1. 誤り
腎錐体は皮質にある。
腎錐体は髄質にある。皮質ではない
✗ 2. 誤り
一側の重さは約300 g である。
一側の重さは約120〜150g。約300gは過大
✓ 3. 正しい
エリスロポエチンを分泌する。
傍尿細管間質細胞がエリスロポエチンを分泌し赤血球産生を促す
✗ 4. 誤り
左腎は右腎より約1.5 cm 下位にある。
右腎が肝臓のため左腎より低位にある。左腎が下位とするのは逆
✗ 5. 誤り
安静時の腎血流は心臓から拍出される血液の約5 % である。
安静時の腎血流は心拍出量の約20〜25%。約5%は過小
ポイント
  • エリスロポエチン=腎で産生・赤血球造血促進
  • 腎錐体=髄質
  • 腎血流=心拍出量の約20〜25%
  • 右腎が左腎より低位
比較表
腎臓の要点
項目正しい値・事実
腎錐体髄質にある
片側重量約120〜150g
高さの左右差右腎が低位(肝臓のため)
腎血流心拍出量の約20〜25%
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手