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理由で解く 理学療法士

QP57A080 臨床心理学

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問80
問題
リエゾン精神医学における医療スタッフのベッドサイドマナーとして適切でないのはどれか。
選択肢
1 笑顔で接する。
2 座って対応する。
3 心配なことを聞く。
4 抽象的な情報を与える。
5 患者が誇りに思うことを称賛する。
解答
正解4(抽象的な情報を与える。)
解説

患者には曖昧・抽象的でなく、具体的で分かりやすい情報を提供すべきである。「抽象的な情報を与える」は適切でない。

リエゾン精神医学は身体科に入院・通院する患者の心理的ケアを精神科的視点で支援する分野で、ベッドサイドでは患者の不安軽減と信頼関係の構築が重要である。患者に情報を伝える際は、曖昧・抽象的な説明では不安や誤解を招くため、具体的で明確、理解しやすい情報提供が求められる。したがって「抽象的な情報を与える」は適切でなく、これが正答(適切でないもの)。笑顔で接する・目線を合わせて座って対応する・心配事を傾聴する・患者が誇りに思うことを認め称賛することは、いずれも安心感と自尊心を支える適切な対応である。

✗ 1. 正しい
笑顔で接する。
安心感を与え信頼関係を築く適切な対応(適切)
✗ 2. 正しい
座って対応する。
目線を合わせ落ち着いて傾聴でき適切(適切)
✗ 3. 正しい
心配なことを聞く。
不安の傾聴は心理的支援の基本で適切(適切)
✓ 4. 誤り
抽象的な情報を与える。
曖昧な説明は不安・誤解を招く。具体的説明が望ましく不適切(正答=適切でない)
✗ 5. 正しい
患者が誇りに思うことを称賛する。
自尊心を支え支持的で適切(適切)
ポイント
  • 情報提供は具体的・明確に(抽象的説明は不適切)
  • 座って目線を合わせ傾聴する
  • リエゾン精神医学=身体科患者の心理的支援
比較表
望ましいベッドサイドマナー
対応適否
笑顔・座って傾聴適切
心配事を聞く・自尊心を支える適切
抽象的・曖昧な情報提供不適切(具体的に伝える)
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