学習トップ理由で解く 理学療法士第4章 ▸ 一般 / QP57A079

理由で解く 理学療法士

QP57A079 臨床医学大要

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問79
問題
成人期中期に発症しやすいのはどれか。
選択肢
1 うつ病
2 統合失調症
3 血管性認知症
4 社交不安障害
5 神経性無食欲症
解答
正解1(うつ病)
解説

うつ病は中年(成人期中期)を含め幅広く発症するが、選択肢の中では成人期中期に好発する代表疾患である。他は若年発症や高齢発症が典型。

選択肢を好発年齢で整理すると、統合失調症は思春期〜青年期(10代後半〜30代前半)、社交不安障害も思春期〜青年期、神経性無食欲症は思春期〜青年期の女性に多い。血管性認知症は高齢期に多い。これらに対し、うつ病は生涯を通じて発症しうるが、中年期(成人期中期)にも発症のピークがあり、選択肢中で成人期中期に最も発症しやすい疾患として妥当である。したがって正答は1。年齢と精神疾患の好発時期の対応は国試頻出であり整理しておく。

✓ 1. 正しい
うつ病
生涯を通じ発症するが中年期にも好発。選択肢中で成人期中期に最も当てはまる
✗ 2. 誤り
統合失調症
思春期〜青年期(10代後半〜30代前半)に好発
✗ 3. 誤り
血管性認知症
高齢期に多い。成人期中期ではない
✗ 4. 誤り
社交不安障害
思春期〜青年期に発症することが多い
✗ 5. 誤り
神経性無食欲症
思春期〜青年期の若年女性に好発
ポイント
  • うつ病=中年期(成人期中期)にも好発
  • 統合失調症・社交不安障害・神経性無食欲症=思春期〜青年期
  • 血管性認知症=高齢期
比較表
精神疾患の好発年齢
疾患好発時期
統合失調症思春期〜青年期
神経性無食欲症思春期〜青年期(若年女性)
うつ病中年期(成人期中期)を含め広範
血管性認知症高齢期
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