学習トップ理由で解く 理学療法士第2章 ▸ 一般 / QP57A063

理由で解く 理学療法士

QP57A063 生理学

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問63
問題
Type Ⅱと比べてType Ⅰの筋線維の特徴で正しいのはどれか。
選択肢
1 易疲労性がある。
2 解糖系酵素活性が低い。
3 収縮速度が速い。
4 ミオグロビンが少ない。
5 ミトコンドリアが少ない。
解答
正解2(解糖系酵素活性が低い。)
解説

Type I(遅筋・赤筋)は有酸素代謝優位で持久力に富み、解糖系酵素活性は低くミトコンドリア・ミオグロビンが豊富。

Type I線維は遅筋(赤筋、SO線維)で、ミトコンドリアと毛細血管、ミオグロビンが豊富な有酸素性代謝に依存し、収縮速度は遅いが疲労しにくい(抗重力筋・姿勢保持に適する)。無酸素性の解糖系酵素活性は低い。一方Type IIは速筋(白筋)で収縮速度が速く解糖系優位、疲労しやすい。したがってType Iの特徴として正しいのは『解糖系酵素活性が低い』(選択肢2)。

✗ 1. 誤り
易疲労性がある。
易疲労性はType II(速筋)の特徴。Type Iは疲労しにくい
✓ 2. 正しい
解糖系酵素活性が低い。
Type Iは有酸素代謝優位で解糖系酵素活性が低い
✗ 3. 誤り
収縮速度が速い。
収縮速度が速いのはType II(速筋)。Type Iは遅い
✗ 4. 誤り
ミオグロビンが少ない。
Type Iはミオグロビンが多い(赤筋)。少ないのはType II
✗ 5. 誤り
ミトコンドリアが少ない。
Type Iはミトコンドリアが多い。少ないのはType II
ポイント
  • Type I=遅筋・赤筋・有酸素・疲労しにくい
  • Type II=速筋・白筋・解糖系・疲労しやすい
  • Type Iはミオグロビン・ミトコンドリア豊富
比較表
筋線維タイプの比較
項目Type I(遅筋)Type II(速筋)
収縮速度遅い速い
疲労耐性疲労しにくい疲労しやすい
主なエネルギー有酸素(酸化)無酸素(解糖)
ミオグロビン多い少ない
ミトコンドリア多い少ない
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手