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理由で解く 理学療法士

解剖学的嗅ぎタバコ入れの尺側(後)縁を単独で構成し、Lister結節を回って手背を斜走するのが長母指伸筋腱である。
右手背の写真で、矢印は手関節付近から母指へ向かって手背を斜走する皮下の腱を指している。この位置は解剖学的嗅ぎタバコ入れ(タバチエール)の尺側(後)縁に一致する。嗅ぎタバコ入れは、橈側縁を長母指外転筋腱(APL)と短母指伸筋腱(EPB)が、尺側(後)縁を長母指伸筋腱(EPL)が単独で構成する。EPLはLister結節(橈骨背側結節)を滑車のように回り込み、そこから斜め母指方向へ走行するため手背で明瞭に見える。矢印が指すこの斜走腱は長母指伸筋腱である。母指内転筋腱・短母指外転筋腱は掌側の母指球筋で手背には現れず、選択肢として不適である。
| 境界 | 腱 |
|---|---|
| 橈側(前方)縁 | 長母指外転筋腱・短母指伸筋腱 |
| 尺側(後方)縁 | 長母指伸筋腱 |
| 底 | 橈骨茎状突起・舟状骨・大菱形骨 |
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