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理由で解く 理学療法士
急性炎症は血管透過性亢進・浮腫・好中球浸潤・フィブリン析出が主体。慢性炎症では滲出反応が退き、線維化に伴う毛細血管の退縮がみられる。
急性炎症は血管反応が主体で、血管透過性の亢進による滲出(浮腫)、好中球を中心とした白血球集積、フィブリンの析出が特徴である。慢性炎症はリンパ球・マクロファージ・形質細胞の浸潤と、組織の修復・線維化(瘢痕化)が進む段階で、急性期にみられた滲出性変化は退縮し、修復過程で毛細血管の退縮(血管の減少・成熟)が生じる。したがって、選択肢のうち急性炎症の特徴でないもの=慢性炎症寄りの所見は『毛細血管の退縮』である。
| 項目 | 急性炎症 | 慢性炎症 |
|---|---|---|
| 主な細胞 | 好中球 | リンパ球・マクロファージ・形質細胞 |
| 血管反応 | 透過性亢進・浮腫・充血 | 退縮・線維化 |
| 経過 | 数日〜数週 | 数週〜数か月以上 |
| 組織変化 | 滲出・フィブリン析出 | 肉芽・瘢痕(線維化) |
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