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理由で解く 理学療法士
視床痛は視床病変による中枢性神経障害性疼痛(中枢性脳卒中後疼痛)で、通常のNSAIDs・鎮痛薬は無効なことが多く、抗うつ薬・抗てんかん薬が用いられる。
視床痛は視床(主に後外側腹側核)の脳血管障害により生じる中枢性の神経障害性疼痛で、Dejerine-Roussy症候群として知られる。障害側の反対側半身に自発痛・異痛症(アロディニア)・感覚過敏を伴い、通常の消炎鎮痛薬(NSAIDs)やオピオイドは効きにくく無効なことが多いため、抗うつ薬(三環系など)や抗てんかん薬(プレガバリン等)が治療に用いられる。発症は脳卒中直後ではなく数週〜数か月後の遅発性が多く、頻度は脳卒中患者の数%程度である。中枢性疼痛であってCRPS(末梢由来)ではなく、手部腫脹は肩手症候群(CRPS)の所見で視床痛とは異なる。
| 項目 | 視床痛 | CRPS(肩手症候群) |
|---|---|---|
| 起源 | 中枢(視床) | 末梢・自律神経 |
| 腫脹 | なし | 手部腫脹あり |
| 治療 | 抗うつ薬・抗てんかん薬 | 運動療法・交感神経ブロック等 |
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