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理由で解く 理学療法士
β遮断薬は心拍数を抑制するため、心拍数を基準とする指標は運動強度設定に使えない。自覚的運動強度であるBorg指数が最も適する。
β遮断薬は交感神経β1受容体を遮断して心拍数・心収縮力を抑える薬で、運動時の心拍数上昇が頭打ちになる。そのため心拍数を用いる指標(Karvonen法・最大予測心拍数・安静時心拍数)では実際の運動強度を正しく反映できず、過小評価して負荷が不足したり危険を見落とす恐れがある。Borg指数(RPE:自覚的運動強度)は心拍数に依存せず、患者の主観的なきつさから強度を判定できるため、β遮断薬服用中でも妥当な指標となる。一般に『ややきつい(Borg 11〜13)』が有酸素運動の目安とされる。
| 指標 | 内容 | β遮断薬下 |
|---|---|---|
| Borg指数 | 自覚的運動強度(RPE) | 使える |
| Karvonen法 | 予備心拍数から目標HR算出 | 不適 |
| 最大予測心拍数 | 220−年齢等で推定 | 不適 |
| 安静時心拍数 | 安静時の心拍数 | 不適 |
| PCI | 心拍数差÷歩行速度(歩行効率) | 不適 |
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