学習トップ理由で解く 理学療法士第3章 ▸ 一般 / QP55A074

理由で解く 理学療法士

QP55A074 運動学

出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問74
問題
運動学習における結果の知識(KR)が与えられるのはどれか。
選択肢
1 フリースロー時の肘の伸ばし具合を指導する。
2 投げた球がストライクかどうかを教える。
3 ボーリングのスコアの付け方を教える。
4 バレーボールのルールを教える。
5 平泳ぎの手の使い方を教える。
解答
正解2(投げた球がストライクかどうかを教える。)
解説

KR(結果の知識)は運動の『結果(成否・的中)』に関する外在的フィードバック。ストライクか否かを教えるのは動作の結果を伝えるためKRに該当する。

運動学習の外在的フィードバックはKR(結果の知識:Knowledge of Results)とKP(動作の知識:Knowledge of Performance)に分けられる。KRは運動課題の達成度・結果(当たった/外れた、何秒だった等)を伝える情報で、『投げた球がストライクかどうか』は結果そのものを教えるためKRに当たる。一方、肘の伸ばし具合や手の使い方はフォーム=動作の質に関する情報でKPである。ルールやスコアの付け方は課題遂行前の教示(フィードバックではない)。

✗ 1. 誤り
フリースロー時の肘の伸ばし具合を指導する。
動作フォームに関する情報=KP
✓ 2. 正しい
投げた球がストライクかどうかを教える。
運動の結果を伝える=KR
✗ 3. 誤り
ボーリングのスコアの付け方を教える。
課題前の教示でフィードバックではない
✗ 4. 誤り
バレーボールのルールを教える。
課題前の教示
✗ 5. 誤り
平泳ぎの手の使い方を教える。
動作フォームに関する情報=KP
ポイント
  • KR=結果の知識(成否・達成度)
  • KP=動作の知識(フォーム・質)
  • ルール/教示はフィードバックではない
比較表
外在的フィードバックの区別
種類内容
KR(結果の知識)運動の結果・達成度ストライクか否か、タイム
KP(動作の知識)運動フォーム・動きの質肘の伸展、手の使い方
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