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理由で解く 理学療法士
明確な内容を伴わず「何か不気味なことが起こりそうだ」という漠然とした不安・切迫感は妄想気分であり、妄想発生の初期段階(妄想知覚に先立つ)にみられる。
妄想気分(Wahnstimmung)は、周囲の世界がいつもと違って不気味・不安に感じられ、「何か重大なことが起ころうとしている」という漠然とした切迫感を伴う体験で、具体的な妄想内容が確立する前の妄想発生の前駆的段階に現れる。設問の「不気味な何かが起こりそうだ」という不安緊迫感はまさにこれに当たる。考想伝播は自分の考えが他人に伝わってしまう自我障害、作為体験(させられ体験)は行動・思考が他者に操られると感じる自我障害、妄想知覚は正常な知覚に特別な意味づけをする一次妄想、連合弛緩は思考のまとまりが失われる思考形式の障害で、いずれも設問の漠然とした不安体験とは異なる。
| 症状 | 分類 | 内容 |
|---|---|---|
| 妄想気分 | 妄想(前駆) | 漠然とした不気味・切迫感 |
| 妄想知覚 | 一次妄想 | 正常知覚への特別な意味づけ |
| 考想伝播 | 自我障害 | 考えが他人に伝わる |
| 作為体験 | 自我障害 | 操られる(させられ体験) |
| 連合弛緩 | 思考形式の障害 | 話のまとまりの喪失 |
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