学習トップ理由で解く 理学療法士第2章 ▸ 一般 / QP54P065

理由で解く 理学療法士

QP54P065 生理学

出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問65
問題
嚥下中枢が存在する部位はどれか。
選択肢
1 赤核
2 中脳
3 小脳
4
5 延髄
解答
正解5(延髄)
解説

嚥下中枢は延髄にある。呼吸・循環・嘔吐・嚥下など生命維持の反射中枢は延髄に集中する。

嚥下の咽頭期・食道期は延髄の孤束核・疑核を中心とする嚥下中枢(central pattern generator)が制御する反射運動である。延髄には嚥下のほか呼吸・心臓血管・嘔吐・咳・唾液分泌などの生命維持に関わる反射中枢が集まる。臨床では延髄(球)の障害で球麻痺による嚥下障害を生じるため、リハでは誤嚥・栄養管理が重要となる。したがって嚥下中枢は延髄に存在する。

✗ 1. 誤り
赤核
中脳にあり不随意運動・筋緊張の調節に関与、嚥下中枢ではない
✗ 2. 誤り
中脳
対光反射・眼球運動などの中枢で嚥下中枢はない
✗ 3. 誤り
小脳
運動の協調・平衡の調節を担い嚥下中枢ではない
✗ 4. 誤り
呼吸調節中枢や角膜反射などに関与するが嚥下中枢ではない
✓ 5. 正しい
延髄
嚥下中枢が存在する(呼吸・循環中枢も)
ポイント
  • 嚥下中枢=延髄
  • 延髄=呼吸・循環・嘔吐・咳の反射中枢
  • 延髄障害=球麻痺で嚥下障害
比較表
脳幹の主な中枢
部位主な中枢・機能
中脳対光反射・眼球運動・姿勢反射
呼吸調節・角膜反射
延髄嚥下・呼吸・循環・嘔吐・咳
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手