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理由で解く 理学療法士
アルコール離脱せん妄(振戦せん妄)は最終飲酒からおおむね2〜3日後(72〜96時間)に好発し、血中濃度の『低下』に伴って生じる。自律神経症状を伴い致死的にもなりうる。
慢性大量飲酒者では中枢神経がアルコールによる抑制に順応しているため、飲酒中止で血中アルコール濃度が低下すると神経系が過剰興奮し離脱症状を呈する。軽度の離脱(振戦・発汗・不安)は数時間〜1日で出現し、重症型である離脱せん妄(振戦せん妄)は最終飲酒後おおむね72〜96時間で好発する。発熱・頻脈・発汗・けいれんなど自律神経過活動を伴い致死的となりうるため、治療はベンゾジアゼピン系薬による鎮静と補液・ビタミンB1補充が中心である。抗酒薬(ジスルフィラム等)は飲酒しない状態を維持する薬で急性期の投与は行わない。羽ばたき振戦は肝性脳症など代謝性脳症の徴候である。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発症時期 | 最終飲酒後72〜96時間 |
| 誘因 | 血中アルコール濃度の低下 |
| 症状 | せん妄・振戦・自律神経過活動 |
| 治療 | ベンゾジアゼピン・補液・ビタミンB1 |
| 予後 | 致死的となりうる |
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