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理由で解く 理学療法士
Parkinson病は黒質ドパミン神経の変性による疾患で、無動・固縮・静止時振戦・姿勢反射障害の運動症状に加え、便秘やレム睡眠行動障害などの非運動症状を伴う。運動失調は小脳や後索の障害で生じる別系統の症状で、Parkinson病ではみられない。
Parkinson病では中脳黒質のドパミン産生ニューロンが変性し、基底核―大脳皮質回路の調節障害から動作緩慢(寡動)、筋固縮、4〜6Hzの静止時振戦、姿勢反射障害が生じる。自律神経障害による便秘やレム睡眠行動障害(RBD)は前駆・随伴症状として高頻度にみられる。一方、運動失調は小脳半球や脊髄後索・前庭系の障害による協調運動障害であり、企図振戦や測定障害を特徴とする点でParkinson病の症候とは機序が異なり、みられない。
| 症状 | 分類/機序 |
|---|---|
| 動作緩慢・固縮・静止時振戦 | 運動症状(基底核障害) |
| 便秘・起立性低血圧 | 自律神経症状(非運動) |
| レム睡眠行動障害 | 睡眠障害(非運動・前駆) |
| 運動失調 | 小脳症状(Parkinson病では非典型) |
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