学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP53A017
理由で解く 理学療法士
変形性股関節症では患側股関節への荷重・モーメントを減らす。杖は健側(対側)手に持つのが原則。
変形性股関節症のADL指導は、患側(右)股関節にかかる荷重と関節反力を減らして疼痛進行を抑えることが目的である。T字杖を健側である左手に持つと、患側と反対側で床反力を分担でき、股関節にかかる外転筋の張力(関節合力)を大きく軽減できるため適切である(選択肢4)。階段は『健側から昇り患側から降りる』が原則で、右が患側の本例では昇りは左(健側)から、降りは右(患側)からとなり、選択肢1・2はいずれも逆で不適。低い椅子は立ち座りで股関節を深く屈曲させ関節負荷と疼痛を増すため高めの椅子が望ましい(選択肢3は誤)。立ち上がりでは患側(右)を前に出し健側で支えるのが原則で、患側を手前に引くのは負担が大きく不適切(選択肢5は誤)。
| 動作 | 適切な方法 |
|---|---|
| 杖の把持 | 健側=左手 |
| 階段昇り | 健側(左)から |
| 階段降り | 患側(右)から |
| 椅子 | 高めを選ぶ |
| 立ち上がり | 患側(右)を前に出す |
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