学習トップ理由で解く 理学療法士第11章 ▸ 実地 / QP53A014

理由で解く 理学療法士

QP53A014 理学療法評価学

出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問14
問題
19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す。最大酸素摂取量(mL/分)として正しいのはどれか。
図
選択肢
1 1,000
2 1,500
3 2,500
4 3,500
5 4,000
解答
正解4(3,500)
解説

最大酸素摂取量は運動負荷漸増時に酸素摂取量が頭打ち(プラトー)となる最高値で読み、本図では約3,500 mL/分。

最大酸素摂取量は、運動負荷を漸増していったときに酸素摂取量が頭打ち(プラトー)となる最高値として読み取る。本グラフでは、酸素摂取量が負荷の増加とともにほぼ直線的に上昇し、約350ワット付近で約3,500 mL/分に達したあと、それ以上は増加せずわずかに低下・横ばいとなっている。この頭打ちの値が最大酸素摂取量であり、約3,500 mL/分と読み取れる。1,000・1,500・2,500 mL/分はいずれも上昇途中の通過点にすぎず、4,000 mL/分は曲線が到達しない値である。したがって正答は3,500 mL/分。

✗ 1. 誤り
1,000
グラフ上では約50ワット付近(運動初期)で通過する値であり、曲線の頭打ち(プラトー)ではない
✗ 2. 誤り
1,500
約110ワット付近で通過する中間の値であり、最大値ではない
✗ 3. 誤り
2,500
約230ワット付近で通過する値であり、最大値ではない
✓ 4. 正しい
3,500
約350ワット付近で曲線が到達する最高値で、その後はわずかに低下・頭打ち(プラトー)となる。この酸素摂取量の頭打ちが最大酸素摂取量にあたる
✗ 5. 誤り
4,000
縦軸の最上端の目盛だが、曲線はこの値には達しておらず、到達しない値である
ポイント
  • VO2max=酸素摂取量が頭打ち(レベリングオフ)する最高値
  • 全身持久力・有酸素能力の指標
  • 漸増負荷試験の運動終点で判定
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