学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP53A001
理由で解く 理学療法士
変形性股関節症は整形外科疾患であり中枢・末梢神経障害を伴わないため、腱反射を診る反射検査の優先度は低い。
Duchenne歩行は立脚期に体幹を患側へ傾ける歩容で、中殿筋を中心とする股関節外転筋の筋力低下や股関節痛の代償として生じる。したがって外転筋を含む筋力検査、疼痛の評価、股関節可動域制限や下肢長差を捉える関節可動域検査・形態計測(脚長・周径)はいずれも術前評価として重要度が高い。一方、変形性股関節症は関節の変性疾患であり、深部腱反射の異常を来す中枢神経・末梢神経障害を本態としないため、反射検査の重要度は相対的に低い。
| 歩容 | 特徴 | 代償 |
|---|---|---|
| Trendelenburg徴候 | 遊脚側の骨盤が下制 | 外転筋が骨盤を保持できない |
| Duchenne歩行 | 体幹を立脚(患)側へ傾ける | 外転筋への負荷・疼痛を軽減 |
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