学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第2章 ▸ 一般 / QP52A064
理由で解く 理学療法士
安静呼気は肺・胸郭の弾性収縮による受動運動。肺胞内圧・気道内圧は大気圧より高い陽圧となり空気を押し出す。胸腔内圧は呼吸周期を通じて陰圧のまま。
安静時の呼吸数は成人で約12〜18/分である。安静呼気は横隔膜・外肋間筋(吸気筋)の弛緩と肺・胸郭の弾性収縮による受動的な運動で、このとき肺胞内圧および気道内圧は大気圧より高い陽圧となり空気が外へ流れ出る。一方、胸腔(胸膜腔)内圧は肺の弾性収縮力により呼吸周期を通じて常に陰圧に保たれ、呼気時でも陰圧である(陽圧になれば肺は虚脱する)。外肋間筋と胸鎖乳突筋はいずれも吸気に働く筋であり、胸鎖乳突筋は努力性吸気時にのみ動員される補助呼吸筋で安静吸気では収縮しない。よって正しいのは選択肢2である。
| 項目 | 吸気時 | 呼気時 |
|---|---|---|
| 肺胞・気道内圧 | 陰圧(大気圧以下) | 陽圧(大気圧以上) |
| 胸腔内圧 | 陰圧(強) | 陰圧(弱) |
| 主動筋 | 横隔膜・外肋間筋(能動) | なし(受動的弾性収縮) |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。