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理由で解く 看護師国試

厚生労働省が公表した正答は④(二次精母細胞→精子細胞)。なお染色体数が2倍体(2n)から1倍体(n)へ半減するのは一般に減数第一分裂=③(一次精母細胞→二次精母細胞)と説明され、本問の正答には議論がある。本アプリは官報の正答に合わせている。
図は精子形成の流れを上から下へ示し、丸数字①〜⑤は各段階の移行(矢印)を表す。①始原生殖細胞→精祖細胞、②精祖細胞→一次精母細胞、③一次精母細胞→二次精母細胞(減数第一分裂)、④二次精母細胞→精子細胞(減数第二分裂)、⑤精子細胞→精子(形態変化)である。①は体細胞分裂で2n→2n、②はDNA複製を伴うが染色体数は2nのまま、⑤は分裂を伴わない形態変化であり、いずれも半減は起こらない。厚生労働省の正答値表では④が正答とされているため、本アプリの正答も④とした。いっぽう多くの教科書は、相同染色体が対合して分離する減数第一分裂(③)で染色体数が2n=46本からn=23本になると説明する(減数第二分裂は姉妹染色分体の分離で、1細胞あたりのDNA量は半減するが染色体数はnのまま)。厚生労働統計協会も「厚生労働省が公表している正答では、④が正答とある」と付記したうえで、自身の解説は③としている。試験対策としては官報の正答が④であることと、2n→nの半減は減数第一分裂で起こるという原則の両方を押さえておきたい。
| 細胞 | 染色体数 | 分裂 |
|---|---|---|
| 精祖細胞 | 2n | 体細胞分裂で増殖 |
| 一次精母細胞 | 2n | 減数第一分裂へ |
| 二次精母細胞 | n | 減数第二分裂へ(第一分裂で半減) |
| 精子細胞 | n | 変態して精子へ |
| 精子 | n | - |
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