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理由で解く 看護師国試

Q115P065 母性看護学

出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問65
問題
経産道感染するのはどれか。
選択肢
1 トキソプラズマ
2 パルボウイルス
3 B群溶血性レンサ球菌
4 成人T細胞白血病ウイルス
解答
正解3(B群溶血性レンサ球菌)
解説

B群溶血性レンサ球菌〈GBS〉は分娩時に産道を通過する児に感染する経産道感染の代表。新生児敗血症・髄膜炎の原因となる。

母子感染は経胎盤感染(子宮内)・経産道感染(分娩時)・経母乳感染(授乳)に分けられる。B群溶血性レンサ球菌〈GBS〉は妊婦の腟・肛門に常在することがあり、分娩時に産道を通過する児に感染し、新生児の敗血症や髄膜炎を起こすため、経産道感染の代表である。トキソプラズマとパルボウイルスは主に経胎盤感染、成人T細胞白血病ウイルス〈HTLV-1〉は主に母乳を介した感染が問題となる。したがって経産道感染するのはB群溶血性レンサ球菌である。

✗ 1. 誤り
トキソプラズマ
主に経胎盤感染で先天性トキソプラズマ症を起こす
✗ 2. 誤り
パルボウイルス
ヒトパルボウイルスB19は主に経胎盤感染で胎児水腫の原因となる
✓ 3. 正しい
B群溶血性レンサ球菌
分娩時に産道で児に感染する経産道感染の代表
✗ 4. 誤り
成人T細胞白血病ウイルス
HTLV-1は主に母乳を介した経母乳感染が問題となる
ポイント
  • 経産道感染の代表=GBS(B群溶血性レンサ球菌)
  • 経胎盤感染=トキソプラズマ・パルボウイルスB19・風疹など
  • 経母乳感染=HTLV-1
  • GBSは新生児敗血症・髄膜炎の原因
比較表
母子感染の経路と主な病原体
感染経路主な病原体
経胎盤(子宮内)トキソプラズマ・風疹ウイルス・パルボウイルスB19・サイトメガロウイルス
経産道(分娩時)B群溶血性レンサ球菌・単純ヘルペスウイルス・クラミジア・淋菌・B型肝炎ウイルス
経母乳(授乳)HTLV-1・HIV
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