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理由で解く 看護師国試
総腓骨神経は足関節の背屈と足背〜下腿外側の知覚を支配。麻痺すると背屈不能(下垂足)と足背のしびれが生じる。
総腓骨神経は腓骨頭の直下(外側)の浅い位置を走行するため、ギプスや牽引、側臥位・仰臥位での下肢外旋などによる圧迫で麻痺しやすい。運動枝は前脛骨筋などの足関節背屈筋と足趾伸筋を支配し、知覚枝は下腿外側から足背の知覚を担う。したがって麻痺の早期発見には「足関節の背屈ができるか(下垂足の有無)」「足背・下腿外側のしびれ・知覚鈍麻がないか」を観察する。膝関節の屈曲は坐骨神経(脛骨神経・ハムストリングス)系、足底の知覚は脛骨神経の支配であり、腓骨神経麻痺の指標にはならない。
| 神経 | 運動 | 知覚 | 麻痺時の特徴 |
|---|---|---|---|
| 総腓骨神経 | 足関節背屈・足趾伸展・外がえし | 下腿外側〜足背 | 下垂足(鶏歩) |
| 脛骨神経 | 足関節底屈・足趾屈曲・内がえし | 足底 | 踵足・足底の知覚障害 |
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