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理由で解く 看護師国試

Q115A004 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問4
問題
土壌中に分布し感染を引き起こすのはどれか。
選択肢
1 結核菌
2 コレラ菌
3 破傷風菌
4 カンピロバクター
解答
正解3(破傷風菌)
解説

破傷風菌は土壌中に芽胞として広く存在し、創傷から侵入して感染する。

破傷風菌〈Clostridium tetani〉は嫌気性のグラム陽性桿菌で、芽胞を形成して土壌中に広く分布している。釘やとげによる創傷などから芽胞が体内に侵入し、産生される神経毒(テタノスパスミン)により開口障害や全身の筋強直を起こす。予防にはトキソイドによる予防接種が有効である。他の選択肢は主にヒトからヒト、または水・食品を介して感染する。

✗ 1. 誤り
結核菌
主に患者の咳などによる飛沫核(空気)感染で伝播し、土壌が感染源ではない
✗ 2. 誤り
コレラ菌
汚染された水や食品を介した経口感染で、土壌が主な分布域ではない
✓ 3. 正しい
破傷風菌
芽胞として土壌中に分布し、創傷から侵入して感染する
✗ 4. 誤り
カンピロバクター
鶏肉など動物由来の食品を介した経口感染で、土壌が主分布ではない
ポイント
  • 破傷風菌は土壌中に芽胞で分布
  • 創傷から侵入し神経毒を産生
  • 予防は破傷風トキソイド
比較表
病原体と主な感染源・感染経路
病原体主な感染源・経路
破傷風菌土壌中の芽胞・創傷感染
結核菌飛沫核による空気感染
コレラ菌汚染水・食品の経口感染
カンピロバクター鶏肉等の食品の経口感染
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