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理由で解く 看護師国試
テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳中のカルシウムとキレート(難溶性複合体)を形成して吸収が低下し、作用が減弱する。
テトラサイクリン系やニューキノロン系抗菌薬は、牛乳・乳製品に含まれるカルシウムなどの金属イオンと消化管内でキレートを形成し、吸収されにくくなって血中濃度が低下し作用が減弱する。一方、テオフィリンはカフェインと同じキサンチン誘導体であり、カフェイン含有飲料の併用は中枢刺激作用など副作用を増強する方向に働く。カルシウム拮抗薬はグレープフルーツジュースの成分(フラノクマリン類)が小腸のCYP3A4を阻害するため代謝が抑えられ、血中濃度が上昇して作用(降圧作用)が増強する。いずれも「減弱」ではない点がひっかけである。
| 薬 | 飲料 | 機序 | 結果 |
|---|---|---|---|
| テトラサイクリン系抗菌薬 | 牛乳 | Ca²⁺とキレート形成 | 吸収低下→作用減弱 |
| カルシウム拮抗薬 | グレープフルーツジュース | CYP3A4阻害 | 血中濃度上昇→作用増強 |
| テオフィリン | コーヒー等カフェイン飲料 | 同系統(キサンチン誘導体)の作用重複 | 副作用増強 |
| ワルファリン | 青汁・クロレラ(ビタミンK) | ビタミンK拮抗作用の減弱 | 抗凝固作用減弱 |
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