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理由で解く 看護師国試
慢性的な換気障害では呼吸性アシドーシスを腎が代償し、重炭酸イオン〈HCO3⁻〉が増加する。
重炭酸イオン〈HCO3⁻〉は代謝性の酸塩基調節を担う。慢性的な換気障害(COPD等)ではCO2が貯留して呼吸性アシドーシスとなり、これを腎臓がHCO3⁻の再吸収を増やして代償するため、血漿HCO3⁻濃度は基準値より高くなる。一方、過換気ではCO2が排出されて呼吸性アルカローシスとなりHCO3⁻は低下気味、腎不全や重篤な1型糖尿病(ケトアシドーシス)では代謝性アシドーシスでHCO3⁻が消費され低下する。よって高くなるのは慢性的な換気障害である。
| 病態 | 一次障害 | HCO3⁻ |
|---|---|---|
| 過換気 | 呼吸性アルカローシス | 低下(代償) |
| 腎不全 | 代謝性アシドーシス | 低下 |
| 糖尿病ケトアシドーシス | 代謝性アシドーシス | 低下 |
| 慢性換気障害 | 呼吸性アシドーシス | 上昇(代償) |
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