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理由で解く 看護師国試
上部消化管内視鏡検査は胃内を空にするため前日夜から(およそ12時間前から)禁食とし、体位は左側臥位、検査後は咽頭麻酔の効果が消失するまで飲食を控える。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)では、胃内に食物が残っていると観察の妨げや嘔吐・誤嚥の原因になるため、前日の夕食後から検査まで(おおむね12時間前から)禁食とする(水分は検査数時間前まで少量可の施設が多い)。検査は左側臥位で行い、これは内視鏡の解剖学的な挿入・観察に適し、唾液や分泌物を口腔外へ流出させやすいためである。検査前の咽頭麻酔により嚥下反射が抑制されているため、終了後1〜2時間程度は飲食を控え、水を少量飲んでむせがないことを確認してから再開する。緩下薬による前処置は大腸内視鏡など下部消化管検査の準備であり、上部消化管検査には不要である。
| 項目 | 上部消化管内視鏡 | 下部消化管内視鏡 |
|---|---|---|
| 前処置 | 前日夜から禁食(咽頭麻酔) | 緩下薬・腸管洗浄液で腸管を空にする |
| 検査時体位 | 左側臥位 | 左側臥位(開始時) |
| 検査後 | 咽頭麻酔消失後に飲食再開 | 腹部膨満・出血等の観察 |
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