学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q113P114
理由で解く 看護師国試
「確認を減らしたい」という本人の意欲を活かし、症状が強まる状況をセルフモニタリング(前後の状況の振り返り)することが認知行動療法的支援の第一歩。
Aさん自身が「確認を減らしたい」と治療への動機づけを示している場面である。強迫性障害への認知行動療法(曝露反応妨害法など)では、まず症状が強く出る場面・きっかけ・そのときの考えや行動を記録・振り返るセルフモニタリングから始め、症状のパターンを本人が客観的に把握できるよう支援する。前後の状況を振り返ることで、不安が高まる誘因や回避・確認行動のパターンが明確になり、症状への対処方法を一緒に考える土台となる。回避(外出を控える)や他者への依存(付き添い・確認の代行)は症状を維持・強化するため不適切である。
| 対応 | 適否と理由 |
|---|---|
| セルフモニタリング(状況の振り返り) | 適切:症状のパターン把握と対処の土台になる |
| 回避行動(外出を控える等) | 不適切:不安を一時的に下げるが症状を維持する |
| 確認の代行・付き添い(巻き込み) | 不適切:症状の維持・強化につながる |
| 観念を打ち消す・理由を詮索する | 不適切:強迫観念はかえって強まりやすい |
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