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理由で解く 看護師国試

Q113A078 人体の構造と機能

出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問78
問題
出生後の成長で、最も早く成人の大きさに達するのはどれか。
選択肢
1
2
3 肝臓
4 心臓
5 脊柱
解答
正解1(脳)
解説

脳(神経系)はScammonの発育曲線の神経型に属し、乳幼児期に急速に発育して最も早く成人の大きさに達する。

臓器・組織の発育速度はScammon(スキャモン)の発育曲線で4型に分けられる。脳・脊髄・頭囲などの神経型は出生後早期に急伸し、4〜6歳ごろで成人の約90%、学童期にほぼ成人値へ達する。一方、肺・肝臓・心臓・脊柱(骨格)は身長とともに伸びる一般型で、思春期まで漸増し成人到達は遅い。したがって選択肢中で最も早く成人の大きさに達するのは脳である。

✓ 1. 正しい
神経型で乳幼児期に急速発育し最も早く成人サイズに達する
✗ 2. 誤り
一般型に属し身長の伸びとともに思春期まで発育が続く
✗ 3. 誤り
肝臓
一般型で成長に伴い漸増し成人到達は遅い
✗ 4. 誤り
心臓
一般型で体格の成長に伴って発育し思春期まで増大する
✗ 5. 誤り
脊柱
骨格(一般型)で身長とともに伸び成人到達は最も遅い部類
ポイント
  • 神経型(脳・脊髄・頭囲)は乳幼児期に急伸し最も早く成人値に達する
  • 肺・肝臓・心臓・脊柱は一般型で思春期まで漸増する
  • Scammonの発育曲線=神経型・一般型・リンパ型・生殖型の4型
比較表
Scammonの発育曲線(4型)
代表的な臓器・組織発育の特徴
神経型脳・脊髄・頭囲乳幼児期に急伸し早期に成人値へ
一般型身長・体重・呼吸器・消化器・心臓・骨格S字状に思春期まで漸増
リンパ型胸腺・扁桃・リンパ節学童期に成人の2倍近くまで増え後に減少
生殖型生殖器思春期に急速に発育
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