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理由で解く 看護師国試
TDMは有効域が狭く中毒域と接近している薬物で必要となる。ジギタリス(ジゴキシン)と炭酸リチウムはいずれも治療域が狭く中毒リスクが高いため、血中濃度測定が不可欠。
TDM(治療薬物モニタリング)は、有効域(治療域)が狭く、少しの過量で中毒を起こしやすい薬物、あるいは個体差が大きく血中濃度で用量調整する必要がある薬物に対して行う。ジギタリスは治療域と中毒域が近接しジギタリス中毒(不整脈・悪心・視覚異常)を起こしやすく、炭酸リチウムもリチウム中毒(振戦・意識障害・けいれん)のリスクからTDMが必須。ヘパリンはAPTT、インスリンは血糖値でモニタリングし、血中濃度は測定しない。ニトログリセリンはTDMの対象ではない。
| 薬物 | モニタリング指標 |
|---|---|
| ジギタリス・炭酸リチウム | 血中濃度〈TDM〉 |
| ヘパリン | APTT |
| ワルファリン | PT-INR |
| インスリン | 血糖値 |
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