学習トップ理由で解く 看護師国試第7章 ▸ 必修 / Q112P008

理由で解く 看護師国試

Q112P008 小児看護学

出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問8
問題
エリクソンが提唱する発達理論において、学童期に達成すべき心理社会的課題はどれか。
選択肢
1 親密 対 孤立
2 自律性 対 恥・疑惑
3 勤勉性 対 劣等感
4 自我同一性〈アイデンティティ〉の確立 対 自我同一性〈アイデンティティ〉の拡散
解答
正解3(勤勉性 対 劣等感)
解説

エリクソンの発達段階で学童期の心理社会的課題は「勤勉性 対 劣等感」である。

エリクソン〈Erikson, E. H.〉は人間の一生を8段階に分け、各段階に達成すべき心理社会的危機(課題)を示した。学童期(6〜12歳頃)の課題は「勤勉性 対 劣等感」で、学習や作業をやり遂げる経験を通して勤勉性を獲得することが発達課題となる。各段階は年齢区分と対応づけて覚えるとよい。

✗ 1. 誤り
親密 対 孤立
成人初期(青年後期〜成人期)の課題である
✗ 2. 誤り
自律性 対 恥・疑惑
幼児期前期(1〜3歳頃)の課題である
✓ 3. 正しい
勤勉性 対 劣等感
学童期(6〜12歳頃)の課題に一致する
✗ 4. 誤り
自我同一性〈アイデンティティ〉の確立 対 自我同一性〈アイデンティティ〉の拡散
青年期(思春期)の課題である
ポイント
  • 学童期=勤勉性 対 劣等感
  • 青年期=同一性 対 同一性拡散
  • 幼児期前期=自律性 対 恥・疑惑
  • 成人期=親密性 対 孤立
比較表
エリクソンの発達段階と課題
発達段階心理社会的課題
乳児期基本的信頼 対 不信
幼児期前期自律性 対 恥・疑惑
幼児期後期自主性 対 罪悪感
学童期勤勉性 対 劣等感
青年期同一性 対 同一性拡散
成人初期親密性 対 孤立
壮年期生殖性 対 停滞
老年期統合 対 絶望
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