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理由で解く 看護師国試
ムーアの分類の転換期(第2相)では、体液が血管内へ戻り利尿が起こって循環血液量が増加する。
ムーア〈Moore〉は術後の回復過程を4相に分類した。傷害期(第1相、術後2〜4日)は交感神経系・副腎皮質ホルモンが優位となり、抗利尿ホルモンやアルドステロンの作用で尿量はむしろ減少する。転換期(第2相、術後3〜7日ごろ)は水・電解質バランスが正常化に向かい、サードスペースに貯留していた体液が血管内へ戻って利尿が起こり、循環血液量が増加するため選択肢2が正しい。筋力回復期(第3相)は同化が進み蛋白合成が促進される時期で蛋白分解が進むわけではない。脂肪蓄積期(第4相)は体力が回復し活動性はむしろ高まるため、選択肢4も誤りである。
| 相 | 時期の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 第1相 傷害期 | 術後2〜4日 | 異化亢進・尿量減少・体液貯留 |
| 第2相 転換期 | 術後3〜7日ごろ | 利尿・循環血液量増加、バランス正常化へ |
| 第3相 筋力回復期 | 術後1週〜数週 | 同化・蛋白合成、活動性回復 |
| 第4相 脂肪蓄積期 | 術後数週以降 | 脂肪蓄積・体力回復 |
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